ご報告
子供たちからの手紙
高槻がスリランカを訪問したあと、子供たちから手紙が届きました。そのうち3通を紹介します。スリランカのシンハラ語で書かれたものの翻訳です。
ブデーパ サンゲートゥ(5年生、男子)
先生、私たちに教育資金をくださり、ありがとうございました。僕が勉強するのにとても役立ちます。今年僕は5年生の試験を受けることになります。ご承知のとおり、僕はとても困っていて、どうして勉強を続けたらよいか心配でした。でも先生の資金で希望を持つことができたのでベストをつくしたいと思います。本当にありがとうございました。
ジャスリ サマンマリ スラウェーラ(5年生、女子)
先生、たくさんの子供たちが親やきょうだいを失くしました。先生の助けは決して忘れません。私は大好きだったお父さんを津波で失くしました。私と、お母さん、弟はどうしようもなくなってしまい、希望を失っていました。でも先生の資金によってお金の心配をしないでもう一度勉強ができることになりました。今年は5年生の試験があるので、ベストをつくしたいと思います。ありがとうございました。
タクシラ ウダニ(8年生、女子)
私たちは津波の前はとてもしあわせでした。父は小規模な漁業を営んでいました。愛する父を失ったあと、寂しい思いをしてきました。私には妹がいます。母には私たちの教育資金がありませんのでどうしようかと心配でした。そうしたときにさいわいこの教育支援に選ばれました。私はとてもうれしく、勉強できる希望をとりもどしました。資金を受け取った日、私はこのお金を勉強のために使いベストを尽くしたいと思いました。大学に入学することを切望しています。そうすることによって先生の期待に応えたいと思います。本当にありがとうございました。