ご報告
ご報告(2026年1月のスリランカ訪問)
1月14日
スリランカ南部のアンバラントータにある、これまでゾウさん基金の管理をしてきた銀行を訪問し、口座を解約しました。

銀行の様子
1月15日
「ゾウさん基金」の実質的運用でお世話になったドゥシュマンタさんにお礼を伝えるためにご自宅を訪問しました。
彼はスポーツコーチとして教育に関わり、20年前に「ゾウさん基金」ができたとき、将来性のある孤児を選んでくださいました。そして、それ以来、長いあいだ助成金を各家庭に渡してきました。範囲が広いので、バイクを寄付することになりましたが、そのバイクは今もありました。支援活動するあいだ、難しいこともあったようですが、児童たちを励まし、時に厳しく指導をして全員が学業を終えるまでお世話を引き受けてくださいました。
20年の間にドゥシュマンタさんのヒゲは真っ白になっていました。私が2006年4月に訪問した時、小学生だったお孫さんが成人して歓迎してくれました。

ドゥシマンタさんと高槻
私たちがいる間、ウダヤニさんと家族の人は談笑していたし、私もゾウさん基金の経緯の話をしたりしましたが、ドゥシュマンタさんは微笑むだけでほとんど話はしませんでした。しかし、その存在感はとても大きいものでした。
その後、ウダヤニさんの大学時代の友人のお宅を訪問しました。そこに支援されることになった生徒の叔母という人と、別の生徒の家族が訪問されました。その家族は遠いところから7時間もかけて来られたということでした。みなさん、穏やかで、はにかみながら微笑んで何度もお礼を言われました。
午後はガラに行ってオランダ時代の街並みを見ました。
1月16日
北に移動して、コロンボの近くにあるイシパタナ高校を訪問しました。校長先生の挨拶の後、ダンスや歌の歓迎を受けたほか、日本語を勉強している生徒が上手な日本語でお礼を述べてくれました。


伝統的なスリランカのダンスを演じる高校生たち

日本語の挨拶をしてくれた学生と
それから私が挨拶をしました。20年前にどういうことを考え、ゾウさん基金を始めたか、そして何が起きたかを話しました。その時、先生方が泣いておられたのがわかりました(挨拶の内容はこちら)。
その後ウダヤニさんが留学生としてゾウさん基金を支援したことなどを話しました。

話をするウダヤニさん
その後、記念撮影をして閉式となりました。

記念撮影。中央が高槻で左側が校長先生、右側がウダヤニさん
1月17日
翌日はクルネガラのお寺にお参りしたのですが、老いも若きも多くの人が脇目も振らずに仏様にお祈りをするのが印象的でした。

沙羅双樹と仏像に祈るために並ぶ人々
このように、人々の温かさや真心に触れる旅となりました。そうした大切なもので心を満たしてもらうと同時に、長い間抱えてきた大きな荷物を下ろしたようで、背中が軽くなったような気がしました。

今回訪問した場所